シベリウス作曲 ヴァイオリン協奏曲 d moll Op.47
この協奏曲の第一楽章冒頭のヴァイオリンを初めて聴いた時
フィンランドという国、土壌、国民性が一瞬にして心に深く入ってきたような気がしました。

厳しい自然、人々の紅い頬、そして気高い心・・・。
氷と雪の世界に、明らかに春を待つ土や植物達を感じる事ができる。


私が「言葉のない音楽」、しかも社会思想を伴なった音楽の洗礼を受けた瞬間でした。

ヴァイオリニストは録音当時21歳のギル・シャハム。
未だこれを超える演奏には出会っていません。



私の愛聴CD:Sibelius/Tchaikovsky: Violinkonzerte 
Gil Shaham(Vn) / Giuseppe Sinopoli(Con) / Philharmonia Orchestra of London
Deutsche Grammophon 

↑のチャイコフスキーも世界一の名演(*^^*)

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